PRESS RELEASE
ゼロボード | 三菱UFJ銀行と日本格付研究所のサステナブルファイナンスの取り組みに「zeroboard」を提供
株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員 半沢淳一、以下「三菱UFJ銀行」)および株式会社日本格付研究所(代表取締役社長 髙木祥吉、以下「JCR」)が開発・提供するサステナブルファイナンススキームに、当社が開発・提供するGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を採用され、今後、同スキームを共同で検討していくことをお知らせします。
気候関連財務情報の開示が東証プライム市場への上場要件となるなど、企業に対しては、自身の事業活動のみならず、それを取り巻くサプライチェーン全体におけるGHG排出量の算定・開示、そして削減のための事業戦略の策定が求められています。当社は、2021年11月より三菱UFJ銀行と協業を開始し、同行の顧客企業向けに「zeroboard」の提供を通じたGHG排出量の算定・可視化の支援、並びにサステナブルファイナンスの検討を進めてまいりました。
この度、企業のGHG排出量の削減支援に関する更なる取り組みとして、三菱UFJ銀行とJCRが共同で推進する新たなサステナブルファイナンススキームにおいて、当社の「zeroboard」を提供してまいります。これまで主に上場企業を中心に組成されておりましたサステナビリティ・リンク・ローンを、中堅・中小企業にも広げていく取り組みを通して、サプライチェーン全体でのGHG排出量の開示・削減を図ってまいります。
zeroboardについて
「zeroboard」は企業活動によって排出されたGHG排出量を、国際基準であるGHGプロトコル*1のScope 1~3*2に準じて算定と可視化ができるクラウドサービスです。難解な計算を必要とせず、企業様自身で算定業務を行っていただくことができます。
- 膨大なデータ処理を必要とするサプライチェーン排出量(Scope 1〜3)*3や製品ごとのGHG排出量の算定
- 視認性の高いダッシュボードによる、GHG排出量の削減管理やコスト対効果のシミュレーション機能
- GHGプロトコル等の国際的な開示形式に加え、国内の各種環境法令の報告形式にも対応したアウトプット
- 専門的な知識を必要としないユーザーフレンドリーな操作性
- 国際審査・認証機関がシステムの妥当性を保証済み(ISO14064-3*3に準拠した検証)
*1:GHGの排出量の算定と報告の国際基準
*2:事業者によるGHG排出量の算定・報告対象範囲の区分
(Scope1:自社の事業活動における直接的なGHG排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なGHG排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのGHG排出)
*3:国際標準化機構(ISO)が定めたGHGに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様・手引き
会社概要
・株式会社三菱UFJ銀行(https://www.bk.mufg.jp/)
本店所在地:東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
代表者:取締役頭取執行役員 半沢 淳一
設立:1919年(大正8年) 8月15日
・株式会社 日本格付研究所(https://www.jcr.co.jp/)
所在地:東京都中央区銀座5丁目15番8号 時事通信ビル10階
代表者:代表取締役社長 髙木 祥吉
設立:昭和60年4月1日
事業内容:信用格付(金融庁長官(格付)第1号)とその関連業務
・株式会社ゼロボード(https://www.zeroboard.jp/)
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援
【採用について】
当社では、脱炭素社会に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
採用に関するお問い合せ先:recruit@zeroboard.jp
導入に関するお問合せ先:info@zeroboard.jp
報道やご取材についてのお問合せ先:pr@zeroboard.jp