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メンバーインタビュー|営業本部 岡村 慧視「環境分野で、営業としての自分の価値を最大化する」

岡村 慧視(Okamura Keishi)
営業本部 第三エンタープライズ営業部 部長
東北大学工学部 建築・社会環境工学科を卒業後、ベンチャー2社を経て再エネ業界に転身。株式会社Looop・合同会社DMM.comでは自家消費型太陽光の事業立ち上げを行い、事業スキームの確立・事業計画策定から営業販路開拓・プレイングマネージャーとしてのB2B営業とパートナーアライアンス活動に従事。2023年5月にゼロボードに入社し、現在は営業本部 第三エンタープライズ営業部の部長を務める。

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ベンチャーを選んだきっかけは、東日本大震災

ー まず、岡村さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

大学時代は、水環境という土木分野を研究していました。学生時代に強く記憶に残っているのは、東日本大震災です。専攻の内容上、海沿いでのフィールドワークも多かったのですが、震災後に海沿いへ行った際、言葉にできないほど凄惨な風景を目にしました。私の周りは大学卒業後に大学院へ進学したり推薦で大手ゼネコンや大手建築事務所にいく人がほとんどだったんですが、その時「これからは自分ひとりで生きていける力をつけないといけない」と強く感じたんです。そこで、自分で売るスキルが身に付く営業職、そしてこれからの時代を牽引するであろうIT業界、さらに裁量権を持って力をつけるにはベンチャー企業がいいと考えました。すでに決まっていた内定先を辞退し、2013年にIT系ベンチャーのGENOVAに入社。4年間で営業マネージャーまで経験しました。

その後、マーケティングや新規事業立ち上げも経験したいと考え、転職を決意しました。2社目はマーケティング職に従事し、3社目では中間的なマネジメント力をつけるために営業のマネジメントが経験できるエネルギー系事業会社に転職。事業内容が肌に合っていると感じましたね。その後、DMMから誘いがあり、エネルギー系の新規事業立ち上げを経験しました。

環境は、私の人生のテーマです。小学5年生で地球温暖化やオゾン層の破壊について学んだ時、「地球ってこんなに大変な状況なんだ」と強く思ったのを今でも覚えています。大学でも環境を専攻し、鳥取砂丘の飛砂による周辺農地への塩害や道路の堆砂などを抑える研究をしたり、環境について考える時間が多かったですね。社会的に意義のあることを仕事にしたいと考えていますし、この環境という分野でスキルを高めていきたいと考えています。


自分で考え、結果に責任を持つ

ー ゼロボードに入社したのは、やはり環境という分野に惹かれたからでしょうか?

もちろんそれもありますが、ITツールが商材という点も決め手のひとつでした。私は新卒でソフトウェアの営業を4年、その後、太陽光というハードウェアの営業を4年半経験しました。これまでの経験上、ハード商材だと価格競争に陥りがちだと感じています。自分の提案力以上に、どれだけいいものを安く売るかが焦点になってしまう。自分の営業としての価値を最大化できる商材を扱いたいと考えていたときに、ゼロボードに出会いました。ゼロボードはビジネスモデルがおもしろく、さらには自分がやってきた経験を活かして事業を動かせると感じ、入社を決めました。

ー 入社後の仕事について教えてください。

入社して9ヶ月間は一般の営業職として、エンタープライズ・SMBへの直販、パートナーとのアライアンスなど、さまざまな仕事を任せてもらいました。2024年2月からはチームを持たせてもらい、マネジメントも行っています。

ゼロボードは、結果を出せばどんどん任せてもらえる環境だと思います。中途入社の場合は早く結果を出すことが大事だと考え初月で3件受注したのですが、そこから社内で信頼を獲得できたと感じています。また、「やってみたい」と手を挙げれば任せてもらえるのも、やりがいにつながっていますね。逆に言えば、ゼロボードに限らずベンチャーは結果にシビアなので、結果がともなわなければ仕事がしづらい環境になる可能性はあると思います。

マネージャーとしても、裁量を持たせてもらえるのは非常にありがたいですね。仕事の進め方について細かく指示が出されることもなく、予算枠の中であれば結果の出し方やPDCAを回すスピードも自由なので、自分の理想を実現しやすい。逆に言えば、すべては自分の責任なのでプレッシャーもありますが、その分やりがいも感じられます。

ー 営業組織はどんな雰囲気なのでしょうか。

ゼロボードの営業組織は、メンバーの裁量が大きく、出社や時間の使い方について強制されることは基本的にはありません。だからこそ自分で考え、コミットする力が強く求められます。KPIマネジメントだと、個々人が考えずとも結果が出る可能性が高く、結果が出ない場合は仕組みのせいにできてしまう。ですが、ゼロボードは個人で考えて行動し、その結果に個人が責任を持つという社風です。「指示に従って動きたい」というタイプの方だとちょっと難しいかもしれませんが、自らが責任を持って遂行したいという方にとってはやりがいのある環境だと思います。


会社を大きくすることが、環境への貢献につながる

ー どんな人がゼロボードの営業で活躍できますか?

「スピード感を持って自発的に動ける人」ですね。ゼロボードは個人の裁量が大きいため、自分で考えて結果を出せばどんどんステップアップできます。

また、学習意欲も大切です。環境や脱炭素という分野に対する理解はもちろん、日々変化する海外・国内の規制内容を常にキャッチアップしなければ、お客様に対峙することはできません。環境への興味の深さは人それぞれだとは思いますが、それよりも仕事に興味を持ち続けること、学び続けることへの意欲が必須だと思います。

さらに、社内を巻き込む力があるとベストですね。たくさんの人に協力してもらうために、「相手にどう伝えると気持ちよく仕事してもらえるか」を常に考えて動くことができれば、自身の強みにもなりますし、大きな仕事を任せてもらえることに繋がると思います。営業、カスタマーサクセス、開発という立場の違う部署間での議論は、意見がぶつかることもありますが、一人ひとりが高い視座での言動を心掛けることで、より大きな仕事につながるのではないでしょうか。

私はゼロボードの事業が、間違いなく社会のためになっていると思っています。より多くの企業にゼロボードのサービスを利用していただき、ゼロボードが大きくなれば、その分社会への貢献度も大きくなる。私以外にも、「地球温暖化を止めたい」という思いがきっかけで入社し、事業を大きくしたいと考える社員は多いと感じています。

もし今、「仕事の意義を感じられない」と感じているなら、ゼロボードは社会貢献という意義を感じやすい会社だと思います。「仕事を通じた社会貢献」という軸を持っているなら、ぜひゼロボードでチャレンジしてほしいですね。また、ベンチャーというアグレッシブな環境で、自分にストレッチを効かせて事業を大きくしたいと考えている人、自分で考えて行動できる人は、ゼロボードであれば活躍できると思います。共に会社を大きく成長させていける方にお会いできることを楽しみにしています。