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PRESS RELEASE

ゼロボード総研所長 待場智雄、GHGプロトコル改訂議論のワーキンググループメンバーに選出

企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次道隆、以下 当社)は、ゼロボード総研所長の待場智雄が、温室効果ガス排出の算定・報告のための国際基準であるGHGプロトコル(Greenhouse Gas Protocol)の改訂議論を行うワーキンググループメンバーに、1,300人を超える応募者の中から選出されたことをお知らせします。

待場は、GHGプロトコルの土台となるコーポレート・スタンダード(企業が自社のGHG排出量を測定・報告するための基本基準)のテクニカルワーキンググループ(TWG)メンバーとして、2004年に同スタンダード第2版が発行されて以来、20有余年ぶりの改訂の議論に参加します。

GHGプロトコルは、1998年にWBCSD(持続可能な発展のための世界経済人会議)とWRI(世界資源研究所)が共同でスタートさせ、以来多様な基準を開発・管理しているフレームワークです。現在、企業・投資家の要請、国際基準との整合性、Scope 3測定の強化、新しいビジネスモデルへの対応、デジタル技術の進化などに対応するために改訂議論が行われています。より実効性の高い基準へと進化させることで、企業の脱炭素経営を支援し、グローバルな気候変動対策を強化する狙いがあります。

このたび、待場はワーキンググループメンバーに選出されたことで、これまで参加してきた国際的な基準策定やグローバルでの気候変動対応の政策づくりの経験から得た知見を提供し、気候変動対策の加速やグローバル基準の変化に対応するGHGプロトコルの改訂に尽力してまいります。

待場が参加するTWGは、報告原則、算定バウンダリー、経年比較、検証・保証、データ収集・算定方法論、他のガイダンス・基準との整合性などについて、2027年の改訂版発行を目指して議論を進めています。

「GHGプロトコルは、SSBJ、IFRS-S2、ESRS、GRI、CDP、SBTiなど様々な開示基準に共通する基準をつかさどる非常に重要な文書で、GHG排出量データの需要急増を踏まえ、長年待ち望まれた改訂に協力できることを大変光栄に感じます。世界のあらゆる企業に適用できるルールとなるべく、日本の企業、投資家、その他ステークホルダーの方々のご意見も積極的に聞き取りたいと考えております」と待場は抱負を述べています。

待場智雄のプロフィール

待場智雄(まちば ともお)  ゼロボード総研 所長

朝日新聞記者を経て、国際的に企業・政府のサステナビリティ戦略対応支援に携わる。GRI国際事務局でガイドライン改訂等に携わり、OECD科学技術産業局でエコイノベーション政策研究をリード。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)で世界各地の再エネ技術データのナリッジマネジメント担当、UAE連邦政府でグリーン経済、気候変動対応の戦略・政策づくりを行う。国連気候技術センター・ネットワーク(CTCN)副所長として途上国への技術移転支援を担い、2021年に帰国。外資系コンサルのERMにて脱炭素・ESG担当パートナーを務め、2023年8月よりゼロボード総研所長に就任。2024年1月よりグローバル・サステナビリティ基準審議会(GSSB)理事を務める。上智大学文学部新聞学科卒、英サセックス大学国際開発学研究所修士取得。

GHGプロトコルホームページ:https://ghgprotocol.org/our-governance

会社概要

社名:株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.(https://www.zeroboard.jp/
所在地:東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産東京三田サウスタワー10階
代表者:代表取締役 渡慶次道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:ESG関連データの収集・管理・開示支援の総合クラウドソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」の開発・提供/サステナビリティ経営に関するコンサルティング/ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営

Zeroboard Sustainability Platformの概要

「Zeroboard Sustainability Platform」は、ESG関連データの収集・管理・開示支援の総合クラウドソリューションです。豊富なプロダクトラインナップによって、ESG開示をはじめとするサステナビリティ経営に必要なプロセスをシームレスに支援します。


  • GHG(温室効果ガス)排出量算定と環境項目管理クラウドサービス「Zeroboard」
  • ESG法定開示クラウドサービス「Zeroboard ESG」
  • バイヤーからサプライヤーに対するSAQ(Self-Assessment Questionnaire・自己評価アンケート)の収集・管理を効率化するクラウドサービス「Dataseed SAQ」

これらのプロダクトを中心に業界特化型のプロダクト、各種オプション機能、制度対応や複雑な算定のためのコンサルティングを提供し、企業のサステナビリティ経営を支援しています。

【企業向けウェビナー開催中】
当社では、脱炭素経営のための企業向けウェビナーを毎月開催しています。国内外の脱炭素の最新動向や、「Zeroboard」をはじめとした各種ソフトウェアの活用方法などを解説しておりますので、ぜひお申し込みください。詳しくは当社ウェブサイトのイベントページをご覧ください。

【本件に関するお問合せ先】
各商品・サービスについて(営業本部)sales@zeroboard.jp
報道やご取材について(広報)pr@zeroboard.jp