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メンバーインタビュー | 開発本部 本部長 竹下 圭「組織全体の総合力で、人類の課題に向き合いたい」

開発本部長・竹下圭さん。2024年7月にVPoEとしてゼロボードに参画し、すでにマネジメント面での手腕を発揮しています。ゼロボードの礎とも言える開発本部については、「自由で、オープンな雰囲気。自走する人が多いですね。みんないい人で、能力も高いです」と笑顔で語ります。しかし、同時に「自走するだけではダメ」と竹下さんは言います。目指していくチームの姿、そして自身のリーダー像についてお話を伺いました。

竹下 圭(Kei Takeshita)
IT業界未経験で独立系SI会社に入社。受託開発事業の立ち上げに携わり、大手SaaS企業などの大型プロジェクトを複数担当し、いずれも成功に導く。同社では事業本部長、取締役を歴任。2018年7月、M&Aで船井総研グループに参画後、2022年に発足した船井総研デジタルにて執行役員に就任。エンジニア組織づくりを推進した。2024年7月よりVPoEとしてゼロボードに参画。休日は基本インドア派の読書家だが、上野の国立科学博物館へ行くのは好き。

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サラリーだけではなく、仕事の意義がほしい

ー どのようなキャリアを歩んでこられたか教えていただけますか。

最初は普通に事務をやっていたんですよ。そのとき、趣味でプログラミングをやっている人が近くの席にいて、いろいろ画面の中で動かしてたんです。これは面白そうだな、と思って軽い気持ちで始めました(笑)。そこから開発の仕事を続けてこられたので、たまたま向いていたんだと思います。

ー ゼロボードを知ったきっかけはなんですか?

転職活動を始めたタイミングで紹介を受けたのがきっかけです。前職ではM&Aや吸収合併が続き、文化の違いもあって自分のやりたいことができなくなっていました。ただ、仕事をする上でサラリーだけではなく、社会的な意義を求めたいと思っていて。その点でゼロボードは魅力的でしたね。

ー たしかに、全員で社会的な意義を求めている会社ですね。決め手はありましたか。 

若い会社でいろいろなチャレンジができそうだと感じたこと、そして会った人たちが皆素敵だったことです。カルチャー的にも自分に合いそうだと確信しましたし、リモートワークや自由な働き方が叶いそうな環境だったのも大きな決め手でした。

ー 環境問題への関心は昔から強かったのでしょうか。

そうですね。前職時代から「将来的には、人類の課題に対して向き合えるチームを作りたい」という気持ちは強くありました。そういう意味では、自分がゼロボードに来たのは自然なことだったと思います。掲げているミッションやビジョンがしっかりしているので、同じ気持ちのメンバーが多く集っていることも心強いです。

人類の課題に向き合えるチームを作りたい

ー  Zeroboardというプロダクトについて、どのような印象を持っていますか?

入社前と後で、大きく印象が変わりました。思っていた以上に複雑ですし、市場や規制の変化が激しいプロダクトだと感じましたね。いろいろな規制や制度が、日本だけじゃなくてEUなど他の地域でもグローバルに展開されているので、商圏が広い大企業ほど対応が必要になります。そういった日々変わりつつある市場の状況や規制をキャッチアップしていくというのは他じゃできない仕事だなと。重要なことですし、すごく面白いと思っています。

ー 現在、ゼロボードの開発組織はどのような状態ですか?

フルリモートが基本です。地方や海外在住のメンバーも多く、Slackでの活発なやり取りが特徴ですね。ただ、ナレッジ共有の基盤がまだ整いきっていないので、そこはこれからの課題です。

ー 組織としての課題にどのように取り組んでいますか?

自走する人が多く、働きやすい文化がありますが、それだけでは不十分です。縦割りの組織が個々に動くだけでなく、全体としての総合力でゴールを目指す仕組みが必要です。それを整備するのが自分の役割だと考えています。

ー いま、必要だと感じていることはありますか?

他部署とコラボレーションするところがすごく大事だと思っています。たとえば、会社には「開発」「営業」「カスタマーサクセス」など、それぞれの仕事があります。一方で、組織としての全体のゴールに向かうには、単純な縦割りのそれぞれの自走ではダメだと。組織全体としての総合力で向かっていかないといけないですよね。

ー 竹下さんがリーダーとして大切にしていることは何ですか?

僕はチームが「嫌な感じ」になるのがすごく嫌いです。それぞれのメンバーが持つキャリアビジョンや求めることを尊重しつつ、一つのチームとして同じ方向を向けるようにしたいですね。

また、物事を曖昧にすると迷いが生まれる一方で、マイクロマネジメントをするとメンバーの可能性を閉ざしてしまいます。そのバランスを大切にしながら、『方向としてはこっちです。責任は取ります。でもやり方は任せます』と言える環境を整えたいと思っています。

ー リモート中心の組織を同じ方向に導くのは、簡単なことではないと思います。

そうですね。だからこそ、開発の現場からは一歩引くようにしています。実際を知っているのは重要ですが、現場の中に入ってしまうと俯瞰した視点で見られなくなり、組織のマネジメントがいい加減になってしまう可能性が高いです。

それよりも、メンバーと1on1をやったり、Slackで気軽に会話をしたりするようにしています。開発チームは地方や海外に住んでリモートで働くメンバーも多いので、その中で円滑に回っていくようにするために尽力するのは自然なことです。


社会課題に真剣に向き合う会社として

ー 改めて、どんな人がゼロボードに合うと思いますか?

キャッチアップを楽しめる人ですね。業種や業界に関係なく、新しい知識を吸収する意欲がある人。そして、困っている人に手を差し伸べられる人です。リモート環境では、こうした協力の姿勢がより重要になります。そういう人たちと、一緒に組織を作っていきたいと思っています。

ー これから先の目標を教えてください。 

究極的には、『ゼロボードってすごい会社だよね』と認知されることです。それは、この会社が社会課題に真剣に向き合っているからこそ得られる評価だと思います。

個人的には、自分の未来を固定せずに柔軟に生きたいと思っています。ただし、人を傷つけることや不誠実であることは絶対にしたくありません。それが私の中で大切にしている軸ですね。

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私たちの企業理念は「気候変動を社会の可能性に変える」。企業の脱炭素化の取り組みを下支えするとともに、その取り組みを事業機会に変えていけるよう全力を尽くしていきます。

ゼロボードでは随時採用中です。ご興味をお持ちいただけましたら、採用ページからお問い合わせください。お待ちしています!